「塩むすび」のわけ

一般的なおにぎり屋さんは具のバリエーションが豊かでワクワクします。
和食の大切な要素は引き算だと考えております。
お米そのものの美味しさ、お水の美味しさ、塩の美味しさ、出汁の美味しさ、
つまり素材そのものの美味しさを引き出すことで、たとえ具が無くても、
ごはんとお汁で十分美味しい食事が摂れると考えました。

ただ、味の変化の楽しみも大切だと思います。
そこで、ごはんの美味しさを引き立てるオリジナルレシピのおともを
ご用意しておりますので、ご飯とおともとお汁でシンプルだけど、
舌にうまみが広がって残る美味しさをお届けしたいと考えています。

「羽釜」のわけ

私たちはお米を炊く前に何時間も前から独自調合のお水と白々ブレンド米を
羽釜に入れて下ごしらえをしています。
こうして水分がぎゅっと閉じ込められたお米を、熱伝導性の高い羽釜で
一気に炊き上げることで、お米の美味しさを引き出しているのです。

「おとも」について

お米好きのほとんどの方は、それぞれに好みのおともを持っています。
私たちスタッフ一同、それぞれの好みのおとものアイディアを出し合い、
自分たちの推しおともで皆様に楽しんでいただこうと、日々語り合っています。
お米好きなスタッフが織りなすオリジナルおともで、また一個また一個、
おむすびをお楽しみください。

「みそ汁」について

京都の料亭にも使われている昆布やお魚、キノコなどから、
出汁問屋さんに相談の上、厳選したものでお出汁をお取りしています。
またお味噌は京都のお味噌屋さんから厳選した麴味噌をお分けいただき、
新鮮な野菜やお肉、お魚が生き生きと鍋を踊るよう炊いています。